なぜ、「ふたりっきり結婚式」?
プロデューサー・Jです。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
タイトルにも書きましたが、
なぜ、「ふたりっきり結婚式」を
プロデュースすることになったか?
書いてみたいと思います。
よく、
「コロナ禍で思いついたんでしょう?」と
聞かれるのですが、じつはちがうのです。
2019年春前から、構想はスタートしました。
その時はまだ「ふたりっきり」というコンセプトはなく、
「だれでもウェディングプランナーをできる!」
というものでした。
(なんだそりゃ!)
学生も・会社員も・居酒屋を経営しているおばさんも、
兄妹やお客様のためにプランナーをやる!という絵を描いて
いたのです。
そのサポートをするのが、わたしたち。
プランナーレッスンをしたり、当日のヘルプをしたり・・・
いま振り返ると、たしかに「ウェディング大作戦」の
原型です。
だけど、いきなりそこを商品化・サービス化するには
ムリがある!
今なら、そう思います。
「なんで、そんなこと(シロートがプランナーになる)を
する必要が?」とも、なりますね。
じつはそこに、わたしたちの想い・考えが
あるんです。
当時、
業界未経験の社会人・学生の方々に、
インタビューをさせていただきました。
世間の声に耳を傾けること
は、とても必要だと考えていました。
インタビューの中で、
① ウェディングプランナーをどう思うか?
② ウェディングプランナーになりたいか?
と質問をさせていただきました。
みなさんの答えは、こんなカンジ↓
①「たいへんそう!」「シンドそう!」
そして②は、ほぼ100%
「ぜったいヤダ!」
えっ、マジ・・・
5人に1人くらいは、「ちょっと興味がある」なんて
回答してくれると、想像していたのです。
プランナーになりたくない理由は、
もちろん①へと繋がっていくのですが、
「荷が重い」
「プレッシャーすごそう」
「お客さんに振りまわされそう」
と、具体的にも教えてもらえました。
なんだそうなのか。
多くの人は、そう思っているんだ。
ちょっと切ないインタビューでしたが、
やってよかったと感じました。
自分たちがいるこの業界・この商品・サービスを、
冷静に判断することができたからです。
こういった”事実”を知ってやるのと知らないでやるのとでは、
えらい違いです。
そしてもう1つ感じたのは、
だれもやりたがらないシゴト
あるいは業界に、
ミライなんてあるのか???
ということでした。
だれもが、やってみたい!
と思えるような
あたらしい
ウェディングサービス
をつくらないと、
イミがないぞ。
と。
だって、やる人(プレイヤー)がいっぱいいて、
情熱があふれていなければ、
そこにお客様があつまるわけない。
だから、
学生も・会社員も・おばさんも・・・・
という発想になっていったのです。
だけどあまりに短絡すぎて、
企画書をみた人たちからは、
「まあ、いいんじゃない」
「やりたいないなら、いいんじゃない」
「やってみたら、いいんじゃない」
アカンほうの「いいんじゃない」だらけに。
ここから、なんどもなんども企画を練り直す
日々となりました。